インテリジェンスって、どういう意味なのでしょうか?
日本語では、「知性、知能」や「情報、諜報」など訳されます。
インテリジェンス(intelligence)
小学館 デジタル大辞泉
1 知性。知能。理解力。「インテリジェンスに富む」「インテリジェンスに欠ける」
2 情報。諜報(ちょうほう)。「インテリジェンスビューロー(=政府の情報機関)」
AI(人工知能)という言葉は、英語では Artificial Intelligence です。
諜報という単語は、軍事やスパイ活動など、一般人とは違った世界、わたしたちには関係なく感じてしまいます。
でも、そうではなく、
データ、インフォメーション、インテリジェンスは、とても深い関係があり、
しっかりと知って、意識するべき事柄なのです。
データ:data
インフォメーション:infomation
インテリジェンス:intelligence
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データとは、事象の記録です。一つ一つには、意味がありません。
しかし、たくさん集まることで、
・それぞれが関連づけられたものに変化する
・意味のある内容に変えられる
それがインフォメーション、つまり情報です。
事象の記録 → → 情報
情報を、
・様々な角度から分析し、
・目的をもったストーリー(戦略)に変化させ、
・行動するためのシナリオに昇華したもの、
これがインテリジェンスです。
情報 → インテリジェンス
まさに、諜報・スパイ活動ということですが、
「目的をもったストーリー」
「行動するためのシナリオ」とは、
これは働くお父さんや、パートのお母さん、またまた子どもから成人まで幅広い年齢層の学生さんにも適用されることであります。
「intelligence」自体のことばの意味を見直してみると、
the ability to learn, understand, and think about things
ロングマン現代英英辞典 より
「物事 について学び、理解し、考えぬくための技量や力量」
と解釈することができます。
単語の定義からは「知能」という言葉も当てはまりますが、
インテリジェンスは、あくまでも
「目的にふさわしい結論のために、データと情報を昇華させる」
ということ。
だから、「知能」では捉えきれておらず、「諜報」では限定されすぎています。
各個の事物よりも、それらを繋げることによって、より高い価値を生み出す
それが「インテリジェンス」
• Intelligence cannot be measured just by exam results.
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結論:
インテリジェンスを一つの単語で表すに相応しいことばはありませんが、
是非、インテリジェンスとは何かを知って、日々の生活に適用させていただきたいと思います。
「情報」はネットワーク化されることによって価値が出てきます。
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インテリジェンス
「 目的にふさわしい結論のために、データと情報を価値化させる 」
以上です。
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カタカナ語の意味
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